リトルリーガーズショルダーとは?
2026年10月23日
子供の野球肩に多いリトルリーガーズショルダーとは?
親が知っておきたい基礎知識

成長期の子供に起こりやすい、投球による肩のケガ
リトルリーガーズショルダーとは、成長期の子供に起こる、投球動作が原因となる肩の障害の一つです。日本語では「上腕骨近位骨端線離開(じょうわんこつきんいこったんせんりかい)」と呼ばれ、肩に近い上腕骨の成長軟骨に繰り返し負担がかかることで起こります。

大人の骨は成長がほぼ完了していますが、子供の骨にはまだ成長するための軟骨部分が残っています。この部分は成長にとって大切な役割を担う一方、強い力が繰り返しかかると負担が蓄積しやすい特徴があります。
野球を一生懸命頑張っている子供ほど、練習や試合で投球する機会が多くなり、知らないうちに肩へ負担をかけていることがあります。
お子様が「肩が痛い」と訴えたときは、単なる筋肉痛と決めつけず、成長期特有のケガの可能性も考えることが大切です。
肩の成長軟骨に繰り返し負担がかかることで発生する
リトルリーガーズショルダーを理解するうえで知っておきたいのが、肩に近い上腕骨にある「成長軟骨」です。
成長軟骨は骨が伸びるために必要な部分で、成長期の子供に見られます。大人と比べると、まだ成熟していないため、投球による繰り返しの負荷の影響を受けることがあります。
野球の投球動作では、腕を大きく振り、ボールをリリースするまでに肩へさまざまな力が加わります。
特に投球数が多い場合や、十分な休息を取らずに練習を続けている場合、成長軟骨に負担が蓄積する可能性があります。
その結果、成長軟骨の部分に変化が生じ、肩の痛みにつながることがあります。
ただし、成長軟骨の状態は外から見ただけではわかりません。肩の痛みがどのような場面で出るのか、練習量がどの程度なのかなどを含めて、慎重に考えることが大切です。
一般的な野球肩とリトルリーガーズショルダーは何が違う?
野球をしている子供が肩を痛めた場合、「野球肩」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。
野球肩は、投球動作によって生じる肩の痛みや障害を広く表す言葉です。そのため、筋肉や腱、関節など、さまざまな部分に負担がかかっている可能性があります。

一方、リトルリーガーズショルダーは、成長期の子供の上腕骨にある成長軟骨に繰り返し負担がかかることで起こる、特定の障害です。
つまり、リトルリーガーズショルダーは野球肩の一種ですが、すべての野球肩がリトルリーガーズショルダーというわけではありません。
保護者の方に気をつけていただきたいのは、肩の痛みだけで原因を決めつけないことです。
痛みが出る場所やタイミングが似ていても、体の中で起きていることは異なる場合があります。自己判断で練習を続けさせず、必要に応じて適切な確認を受けることが重要です。
「投げられるから大丈夫」と判断せず、早めに体の変化に気づきましょう
保護者の方からすると、お子様が普段どおり練習に参加できていたり、痛みを我慢しながらボールを投げられていたりすると、「それほど大きな問題ではないのでは」と感じることもあるでしょう。
しかし、投げられることと、肩に問題がないことは同じではありません。
子供は大好きな野球を休みたくない気持ちから、痛みを隠したり、保護者に心配をかけないように我慢したりすることがあります。
また、練習中は痛みが気にならなくても、練習後や翌日になって肩の痛みを訴える場合もあります。
投球時の痛みが続く、肩の外側から上腕にかけて痛みがある、以前よりボールを投げにくくなったなどの変化があれば、見過ごさないことが大切です。
肩に痛みがある場合は無理に投球を続けず、早めに適切な対応を考えましょう。
リトルリーガーズショルダーは何歳に多い?発症しやすい子供の特徴
11〜16歳前後の成長期は特に注意!小学生・中学生に多い理由
リトルリーガーズショルダーは、主に11〜16歳前後の成長期の子供に見られる野球肩の一種です。
特に小学校高学年から中学生にかけては、身長や体格が大きく変化する時期であり、肩の骨にも成長途中の部分が残っています。
この時期は体が大きくなるにつれて球速が上がり、練習内容も本格的になりやすい一方、骨や筋肉の成長には個人差があります。
そのため、同じ学年でも肩にかかる負担への耐えやすさが異なります。
研究では、リトルリーガーズショルダーと判断された子供の平均年齢は約12.8歳と報告されています。
ただし、11歳未満や高校生年代でも起こることがあり、年齢だけで判断することはできません。
保護者の方には、お子様の学年だけでなく、最近の身長の伸びや練習量の変化にも目を向けていただきたいと思います。
ピッチャーだけじゃない!投球回数が多い子供に起こりやすい
リトルリーガーズショルダーは、繰り返しボールを投げることで肩の成長軟骨に負担がかかり、発生すると考えられています。
そのため、投球機会の多いピッチャーは特に注意が必要です。
しかし、ピッチャー以外なら安心というわけではありません。

キャッチャーや外野手なども、練習や試合で繰り返し強い送球を行う場合があります。
ポジションにかかわらず、肩に負担のかかる投球を続けていれば、リトルリーガーズショルダーが起こる可能性があります。
また、試合での投球数だけでなく、ブルペンでの投球、遠投、守備練習、自主練習なども考慮することが大切です。
公式戦では球数を管理していても、練習全体でどれだけ投げているかは把握できていない場合もあります。
お子様が複数のポジションを担当している場合は、特に一日を通した投球量を確認してみましょう。
練習量が急に増えた子供は要注意!進級やチーム変更もきっかけに
小学校高学年や中学生になると、チームの方針や練習内容が変わり、以前よりも投球数や練習時間が増えることがあります。
新しいチームへの入団、上級生への進級、レギュラーへの昇格などをきっかけに、野球への取り組み方が大きく変わる子供もいるでしょう。
こうした変化そのものが悪いわけではありません。
しかし、肩が新しい練習量に慣れる前に負担が増えると、成長途中の骨に繰り返しストレスがかかる可能性があります。
特に注意したいのは、試合での登板機会が急に増えた場合や、球速を上げようとして強い投球を繰り返している場合です。
痛みがなくても、疲労が蓄積していることがあります。
保護者の方は、練習時間や球数だけでなく、「最近、投げる機会が急に増えていないか」「練習後に肩を気にしていないか」といった変化を確認してみてください。
休息が少ない・複数チームに所属している子供も気をつけたい
野球が大好きな子供ほど、チームの練習がない日にも自主練習をしたり、友達とキャッチボールをしたりすることがあります。
また、学校の部活動とクラブチームなど、複数の活動に参加している子供もいるでしょう。
しかし、肩に負担がかかる投球を繰り返していると、体を休ませる時間が十分に確保できない場合があります。
成長期の子供にとって、練習だけでなく、疲労を回復させるための休息も大切です。
特に複数のチームに所属している場合、それぞれの指導者が投球数を管理していても、合計の投球量が把握されていないことがあります。
保護者の方が練習予定を整理し、投球機会が重なりすぎていないか確認することも、肩への負担を減らすために役立ちます。
肩の痛みがある場合は、無理に練習を続けさせないようにしましょう。
リトルリーガーズショルダーの原因とは?成長期の子供の肩に負担がかかる4つの理由
成長期の子供の骨は大人と違う!肩の成長軟骨が負担を受けやすい理由
子供と大人では、骨の構造に大きな違いがあります。
成長期の子供の骨には「成長軟骨」と呼ばれる部分が残っており、骨が長く成長するための重要な役割を担っています。
リトルリーガーズショルダーで問題となるのは、肩に近い上腕骨の成長軟骨です。
この部分は、まだ骨として成熟していないため、繰り返し加わる力の影響を受けやすい特徴があります。
そのため、大人であれば筋肉や腱などに負担がかかるような投球動作でも、子供の場合は成長軟骨にストレスが集中することがあります。
保護者の方に知っていただきたいのは、「体が大きいから肩も丈夫」とは限らないということです。
身長が高く、球速が速い子供でも、骨の成長が完了しているとは限りません。
見た目の体格だけで判断せず、成長期特有の体の特徴を理解することが大切です。
ボールを繰り返し投げることで、肩の成長軟骨に負担が蓄積する
野球の投球動作では、腕を後ろに引き、体を回転させながらボールを投げます。
この一連の動きの中で、肩にはねじれる力や引っ張られる力など、さまざまな負荷が加わります。
特に成長期の子供が繰り返し投球を行うと、肩の成長軟骨に小さなストレスが蓄積し、痛みにつながることがあります。
ここで重要なのは、一球だけが原因とは限らないという点です。
一回の投球では問題がなくても、練習や試合を通じて負担が積み重なることで、徐々に肩の痛みが現れる場合があります。
また、試合での投球だけでなく、キャッチボールや遠投、守備練習なども肩への負担に関係します。
「試合ではあまり投げていないから大丈夫」と考えるのではなく、普段の練習を含めた投球量に目を向けることが大切です。
投球フォームだけが原因ではない!股関節や体幹の動きも関係する
子供が肩を痛めると、「投げ方が悪いのではないか」と考える保護者の方もいらっしゃると思います。
確かに、投球フォームや体の使い方は、肩にかかる負担を考えるうえで重要な要素です。
しかし、リトルリーガーズショルダーは成長軟骨への繰り返しの負荷によって起こるため、フォームだけで原因を説明できるわけではありません。
投球動作では、肩や腕だけでなく、下半身から体幹、肩、腕へと全身を連動させることが求められます。
例えば、股関節の動きが硬かったり、体幹をうまく使えなかったりすると、腕や肩に負担が偏る可能性があります。
ただし、こうした特徴が必ずリトルリーガーズショルダーを引き起こすと断定することはできません。
大切なのは、肩だけを見るのではなく、全身の動きや練習量を含めて負担を考えることです。
練習と休息のバランスが崩れると、肩の痛みにつながることも
野球を頑張る子供にとって、練習を積み重ねることは技術向上のために大切です。
しかし、練習量が増える一方で十分な休息が取れていないと、肩への負担が蓄積しやすくなります。
特に注意したいのは、試合が続く時期や大会前など、普段よりも投球機会が増えるタイミングです。
また、チームの練習が休みの日でも、自宅で投球練習をしたり、友達とキャッチボールをしたりしている場合、肩を十分に休ませられていないことがあります。
保護者の方は、練習への意欲を応援するだけでなく、疲れが残っていないか、肩に痛みが出ていないかを確認してあげてください。
リトルリーガーズショルダーが疑われる場合は、単に練習量を減らすだけではなく、投球を中止することが大切です。
痛みを我慢して投げ続けることは避けましょう。
こんなサインを見逃さないで!リトルリーガーズショルダーで見られる体の変化
ボールを投げると肩の外側が痛い!上腕に出る痛みも要注意
リトルリーガーズショルダーでよく見られるのが、ボールを投げたときに肩の外側から二の腕の上の方にかけて痛みが出るという特徴です。
子供が「肩が痛い」と言っていても、実際には肩関節の中心ではなく、少し下の腕の付け根付近を指さすことがあります。
これは、リトルリーガーズショルダーが肩に近い上腕骨の成長軟骨に関係する障害だからです。
初めのうちは、強く投げたときだけ痛みを感じる場合もあります。
そのため、軽いキャッチボールができるからといって、肩に問題がないとは判断できません。
保護者の方は、お子様が痛みを訴えた際に「どのあたりが痛いのか」「いつ痛くなるのか」を確認してみてください。
ただし、痛む場所だけでリトルリーガーズショルダーと判断することはできません。
投球時の肩の痛みが続く場合は、無理に投げさせないことが大切です。
練習中は大丈夫でも、投げ終わった後に肩が痛むことがある
「練習中は何も言っていなかったのに、帰宅してから肩が痛いと言い始めた」という経験はありませんか?
リトルリーガーズショルダーでは、投球中だけでなく、投球後に肩の痛みを感じることもあります。
練習の前半は問題なく投げられていても、投球を重ねるにつれて痛みが強くなる場合もあります。
こうした痛みは、単なる疲れと区別しにくいため、保護者の方が見逃してしまうこともあるでしょう。
特に注意したいのは、練習のたびに同じ場所が痛む場合や、以前より少ない投球数で痛みを訴えるようになった場合です。
「一晩寝れば大丈夫」と自己判断して練習を再開させるのではなく、痛みが繰り返されていないかを確認しましょう。
成長期の子供が投球時の肩の痛みを訴えている場合は、早めに投球を中止することが重要です。
球速が落ちた・コントロールが悪くなったら肩の異変かもしれない
リトルリーガーズショルダーでは、肩の痛みだけでなく、投球パフォーマンスの変化が見られることもあります。

例えば、以前よりボールの勢いがなくなった、思ったところに投げられなくなった、遠投を嫌がるようになったといった変化です。
もちろん、球速やコントロールの変化にはさまざまな理由があり、それだけで肩の障害を判断することはできません。
しかし、肩の痛みと同時にこうした変化が起きている場合は注意が必要です。
子供自身は、痛みを避けようとして無意識に投げ方を変えている可能性もあります。
保護者の方は、試合結果だけでなく、投球中の表情や投げ終わった後の様子にも目を向けてみてください。
「最近、いつもと投げ方が違う気がする」と感じたら、お子様に肩の痛みがないか優しく確認してみましょう。
腕を上げると痛い・普段の生活でも肩を気にする場合は?
リトルリーガーズショルダーでは、主に投球時の肩の痛みが問題となりますが、状態によっては腕を上げる動作などでも痛みを感じることがあります。
例えば、服を着替えるときや、高いところに手を伸ばしたときに肩を気にする様子が見られる場合です。
ただし、日常生活で肩が痛む原因はリトルリーガーズショルダー以外にも考えられます。
痛みが強い場合や、腕を動かしにくい場合は、別のケガや障害の可能性も含めて注意が必要です。
保護者の方にお願いしたいのは、痛みを確かめるために無理やり腕を動かしたり、何度もボールを投げさせたりしないことです。
また、転倒などをきっかけに急激な痛みが出た場合や、明らかな腫れや変形がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。
「試合に出たいから大丈夫」子供が痛みを隠している可能性も
野球が大好きな子供にとって、練習や試合を休むことは簡単ではありません。
特にレギュラー争いや大切な大会が近づいている時期には、「痛いと言ったら試合に出られなくなるかもしれない」と考え、肩の痛みを我慢してしまうこともあります。
また、周囲の仲間が頑張っている姿を見て、自分だけ休むことに抵抗を感じる子供もいるでしょう。
そのため、保護者の方は「痛いなら言いなさい」と伝えるだけでなく、普段から体の状態を話しやすい雰囲気をつくることが大切です。
「今日は肩に違和感はなかった?」「投げ終わった後はどうだった?」など、責めることなく声をかけてみてください。
そして、痛みを訴えた際には、まずその言葉を受け止めてあげましょう。
早めに休むことは、野球を諦めることではありません。
これからも安心して競技を続けるために、必要な対応の一つです。
リトルリーガーズショルダーになったら?
当院でできるサポートと野球復帰への取り組み
肩に痛みがあるときは無理に投げない!まずは負担を減らすことが大切
お子様が野球の練習中に肩の痛みを訴えたとき、保護者の方は「少し休めば大丈夫かな」「試合が近いけれど、練習を続けてもいいのかな」と悩まれることがあると思います。
リトルリーガーズショルダーは、成長期の肩に繰り返し負担がかかることで起こるため、痛みを我慢して投げ続けることは避けたいところです。
特に注意したいのは、軽いキャッチボールでは痛みがなくても、強く投げたときや投球を重ねたときに痛みが出る場合です。
「投げられるから大丈夫」と判断せず、まずは投球を中止し、肩への負担を減らしましょう。
保護者の方は、お子様がいつから痛みを感じているのか、どのような動きで痛むのか、最近練習量が増えていないかを確認してみてください。
こうした情報は、体の状態や負担のかかり方を考えるうえでも大切です。
当院では肩だけでなく全身の動きや柔軟性にも注目
野球の投球動作では、肩や腕だけでなく、下半身や体幹など全身を連動させてボールを投げています。
そのため、肩に痛みがある場合でも、肩だけに注目するのではなく、股関節や背中の動き、体幹の安定性などを含めて、体全体の使い方を確認することが大切です。
例えば、股関節の動きが小さかったり、体幹をうまく使えなかったりすると、投球時に肩や腕へ負担が偏る可能性があります。
ただし、こうした特徴が必ず痛みの原因になるわけではありません。
瑞江整骨院では、こうした体の動きや柔軟性、日常生活での負担について相談することができます。
お子様によって体格や成長段階、練習環境は異なります。
保護者の方も一緒に、普段の体の使い方を見直すきっかけにしていただければと思います。
成長期の体に配慮した施術と、無理のない体づくりを考える
小学生や中学生は、身長や筋力が大きく変化する時期です。
そのため、大人と同じような負荷をかけるのではなく、成長段階に配慮しながら体の状態を確認することが大切です。
当院でのサポートを考える際にも、肩の痛みだけでなく、普段の姿勢や体の動かし方、練習後の疲労感などを確認することが重要になります。
例えば、肩や背中の動きが硬くなっていないか、股関節を動かしにくくなっていないかなど、投球に関わる体の特徴を見直すことが考えられます。
ただし、実際にどのような施術や運動が適しているかは、お子様の体の状態によって異なります。
痛みのある肩を無理に動かしたり、自己判断で強いストレッチを行ったりすることは避けましょう。
瑞江整骨院で対応できる施術や体づくりについて詳しく知りたい方は、事前にお問い合わせください。
投球フォームだけでなく、普段の練習量や休息も見直そう
肩の痛みが出ると、「投球フォームを変えればよくなるのでは」と考える保護者の方もいらっしゃると思います。
しかし、リトルリーガーズショルダーでは、フォームだけでなく、投球数や練習頻度、休息の取り方なども重要です。
例えば、試合では投球数を管理していても、練習前後のキャッチボールや自主練習で多くのボールを投げている場合があります。
また、複数のチームに所属している場合は、本人が思っている以上に投球機会が増えていることも考えられます。
保護者の方は、普段の練習内容をお子様と一緒に振り返り、肩に負担がかかる機会が多くなっていないか確認してみましょう。
瑞江整骨院への相談時にも、練習日数や投球頻度、痛みが出るタイミングなどを伝えていただくことで、日常生活や運動時の負担を考える手がかりになります。
野球への復帰を焦らない!保護者と一緒に長く野球を楽しめる体づくりを
肩の痛みが落ち着いてくると、お子様は「早くキャッチボールをしたい」「次の試合に出たい」と話すかもしれません。
しかし、痛みが軽くなったことだけを理由に、以前と同じ投球量へ戻すことは避けましょう。
リトルリーガーズショルダーでは、投球を休む期間が必要になることがあり、復帰までの経過には個人差があります。
投球再開の時期や進め方は、成長軟骨の状態も関係するため、慎重な判断が必要です。
当院では、野球への復帰を見据えた体の使い方や柔軟性、負担のかかり方について相談することができます。
ただし、投球再開の医学的な判断を整骨院だけで行うことはできません。
保護者の方には、目の前の試合だけでなく、数年後もお子様が元気に野球を楽しんでいる姿を思い浮かべていただきたいと思います。
焦らず体と向き合うことが、これからの野球生活を支える大切な一歩になります。
リトルリーガーズショルダーに関するよくある質問
Q1. リトルリーガーズショルダーは何歳くらいの子供に多いですか?
リトルリーガーズショルダーは、主に11〜16歳前後の成長期の子供に多く見られる肩の障害です。
特に小学校高学年から中学生にかけては、体が大きく成長する時期であり、肩の骨にも成長軟骨が残っています。
この成長軟骨に投球による負担が繰り返しかかることで、肩の痛みにつながる場合があります。
ただし、11歳未満であれば起こらないというわけではありません。
また、同じ年齢でも骨の成長には個人差があるため、年齢だけで判断することはできません。
保護者の方は、お子様の年齢だけでなく、最近の身長の伸びや投球量、肩の痛みが出るタイミングにも目を向けてみてください。
成長期のお子様が投球時に肩の痛みを訴えている場合は、無理に投げ続けさせないことが大切です。
Q2. 肩が痛い場合、野球の練習はすべて休ませた方がよいですか?
リトルリーガーズショルダーが疑われる場合、まずは肩に負担のかかる投球を中止することが重要です。
痛みを我慢しながらキャッチボールやピッチングを続けると、成長軟骨への負担が蓄積するおそれがあります。
一方で、野球に関わる活動をすべて中止しなければならないとは限りません。
肩に負担のかからない運動や、下半身を中心とした活動など、体の状態によっては取り組めることもあります。
ただし、どのような運動が可能かは、お子様の肩の状態によって異なります。
自己判断でトレーニングを増やすことは避けましょう。
保護者の方は、休むことをマイナスに捉えるのではなく、これからも野球を楽しむために必要な時間として、お子様を支えてあげてください。
Q3. リトルリーガーズショルダーは放っておけば自然に改善しますか?
「成長期の痛みだから、そのうち落ち着くだろう」と考える保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、リトルリーガーズショルダーは、単なる成長痛とは異なり、投球による負担が肩の成長軟骨に加わることで起こる障害です。
そのため、痛みを我慢して投球を続けることはおすすめできません。
適切に投球を休むことで回復が期待できる場合がありますが、必要な期間や経過には個人差があります。
また、肩の痛みには別の原因が隠れている可能性もあるため、自己判断でリトルリーガーズショルダーと決めつけないことが大切です。
瑞江整骨院では、体の動きや日常生活での負担について相談することができます。
お子様の肩の痛みについて気になることがあれば、お問い合わせください。
Q4. 肩の痛みが落ち着くまで、どのくらいの期間が必要ですか?
リトルリーガーズショルダーでは、肩への負担を減らすために、一定期間の投球休止が必要になることがあります。
医学的な資料では、約3か月以上の投球休止を基本とする方法が紹介されていますが、すべてのお子様に同じ期間が当てはまるわけではありません。
肩の状態や痛みの経過、成長段階などによって、必要な休息期間は異なります。
また、痛みがなくなったことと、全力投球を再開できる状態になったことは同じではありません。
復帰を急いでしまうと、再び肩に負担がかかる可能性があります。
保護者の方は「何週間休めば試合に出られるか」だけを目標にするのではなく、お子様が安心して野球を続けられることを大切にしてください。
Q5. 痛みがなくなったら、すぐに全力でボールを投げても大丈夫ですか?
肩の痛みが落ち着いたとしても、すぐに以前と同じ強さで投球することは避けましょう。
リトルリーガーズショルダーでは、痛みの変化だけでなく、成長軟骨の状態や肩の動き、筋力なども考慮する必要があります。
一般的には、投球再開が認められた後に、軽いキャッチボールなどから段階的に投球量や強度を増やしていきます。
特に、試合への復帰を急ぐあまり、短期間で投球数を増やしてしまうことには注意が必要です。
保護者の方は、お子様が「もう痛くない」と話していても、練習後に肩を気にしていないか、疲れが強く残っていないかなどを確認してあげてください。
投球再開の時期は適切な評価を踏まえて判断し、無理のない段階的な復帰を心がけましょう。
Q6. リトルリーガーズショルダーは一度落ち着いても再び痛みが出ますか?
リトルリーガーズショルダーは、投球を休んで痛みが落ち着いた後でも、再び肩の痛みが出る場合があります。
研究では、競技復帰後に痛みが再び現れた例も報告されています。
ただし、再び痛みが出る可能性は練習環境や体の状態などによって異なり、すべてのお子様に起こるわけではありません。
保護者の方に意識していただきたいのは、野球へ復帰した後の投球量です。
練習を休んでいた分を取り戻そうとして、急に投球数を増やすことは避けたいところです。
また、肩だけでなく、股関節や体幹など全身の動きに目を向けることも大切です。
ただし、体の柔軟性を高めるだけで再び肩の痛みが出ることを防げると断定することはできません。
お子様が長く野球を楽しめるように、練習量と休息のバランスを継続して見直しましょう。
Q7. 子供の野球肩について、瑞江整骨院ではどのような相談ができますか?
お子様が肩の痛みを訴えている場合、保護者の方は「どこに相談すればよいのか」「普段の体の使い方にも問題があるのか」と悩まれることがあると思います。
瑞江整骨院では、肩の痛みだけでなく、姿勢や柔軟性、全身の動き、日常生活や練習時の負担などについて相談することができます。
野球の投球動作には、肩や腕だけでなく、股関節や体幹など全身の動きが関わっています。
そのため、普段どのように体を使っているかを振り返ることも大切です。
ただし、リトルリーガーズショルダーの診断や、成長軟骨の状態の判定は整骨院では行えません。
実際にどのような施術や運動面のサポートが適しているかは、お子様の体の状態によって異なります。
お子様の野球肩や体の使い方について気になることがあれば、瑞江整骨院までお気軽にお問い合わせください。
子供の大切な野球人生を守るために!リトルリーガーズショルダーによる肩の痛みは瑞江整骨院へご相談ください
リトルリーガーズショルダーは、主に小学校高学年から中学生にかけての成長期に見られる、野球による肩の障害の一つです。
特に、投球機会の多いお子様や、練習量が急に増えたお子様、十分な休息が取れていないお子様は、肩への負担に注意する必要があります。
保護者の方に覚えておいていただきたいのは、「ボールを投げられるから大丈夫」とは限らないということです。
投球中に肩が痛む、練習後に肩を気にする、以前よりボールを投げにくそうにしているなど、小さな変化が見られる場合は、無理に練習を続けさせないことが大切です。
また、野球の投球動作は肩や腕だけでなく、股関節や体幹など全身の動きが関わっています。
そのため、普段の姿勢や柔軟性、体の使い方、練習量などを振り返ることも、肩への負担を考えるうえで役立ちます。
瑞江整骨院では、お子様の肩の痛みや体の動き、日常生活・運動時の負担についてのご相談を承っています。
お子様一人ひとりの成長段階や体の状態に合わせて、どのような施術や運動面のサポートが考えられるかを確認することが大切です。
なお、成長軟骨の状態の診断や投球再開の医学的な判断が必要な場合は、医療機関での評価が必要です。
野球を頑張るお子様にとって、練習を休むことは勇気のいる決断かもしれません。
しかし、今だけでなく、これから先も野球を楽しめる体を大切にすることが重要です。
「子供が肩を痛がっている」「投げ方が以前と違う気がする」「野球を続けるうえで体の使い方が気になる」
そんなお悩みがありましたら、一人で抱え込まず、瑞江整骨院までお気軽にお問い合わせください。
お子様が大好きな野球を長く楽しめるよう、保護者の皆様と一緒に体のことを考えていきま
す。
前回の投稿はこちらから「野球の痛みを減らそうシリーズ1」





